画像 1樹種界図
画像 2立木MAP(位置・樹高・DBH等)
画像 3相対幹距比
画像 4高精密CS立体図
画像 5傾斜分布図
画像 6高精細オルソ画像
高密度点群を広範囲に獲得し対象森林全体に対する高精細な解析・可視化が実現。用途やご要望に応じて、各種データの解析・可視化を行います。
無人ヘリの高い航行性能を活かし、上空約50mから、数千点/㎡の点群を獲得。
高密度点群により、幹や地表面の情報を高精細に捉え、地上計測による計測結果に匹敵する、精度の高いデータを提供します。
木材生産適地の確保を目的とした施業計画の立案に、無人ヘリレーザ計測による立木解析・地形解析情報を活用。施業の優先度から候補地を判別し、詳細な施業計画の作成、路網設計まで、精度の高い計画を立案・展開した事例を、実際の業務の流れに沿ってご紹介します。
対象森林内の、収量比数と相関関係にあるとされる、相対幹距比を解析。間伐の必要性が高い、立木密度の高いエリアを木材生産適地の候補として抽出。
続いて、樹種界図を用い、木材生産適地の候補地内の樹種を把握。主に、スギ、ヒノキ林であることが確認できる。
ここまでの検討結果をもとに施業箇所の選定を行い、年度別の施業計画作成の対象となる優先施業エリアを抽出。
森林計画図における林分と地形情報などを考慮し施業箇所を特定。対象エリア(林班ポリゴン)内の単木単位の立木解析を行いそれをもとに詳細な施業計画を作成。
施業計画に基づき、新たに必要となる路網を検討。DEMデータを路網設計支援ソフト(FRD)にインポートし、エリア内を網羅しかつ効率的な出材を実現するルートをシミュレーション。
既存作業道を起点・終点とした新規作業道を自動設計。精度の高い、詳細な地形データを使用することにより、FRDの持つ設計能力をさらに引き出し、精度の高い路網設計が実現。
計測・解析したデータを実際の業務で有効活用いただくために、ご要望に応じたサポートを提供するアフターフォローサービスをご用意しております。
【アフターフォローサービスの一例】
・独自開発した森林管理アプリ 『YFMS』を利用した森林情報管理
・導入支援、利用方法説明など、QGISでのデータ利活用
・その他GISソフトへのデータインポート
上記をはじめ、ご要望に応じて、柔軟に対応させていただきます。お気軽にご相談ください。
低く、長く、広くの3拍子をヤマハの無人ヘリと最新鋭のレーザーのコンビが初めて実現しました。計測地の上空を自動で折り返し飛行することで同じ木・場所に異なる角度からレーザを複数回照射します。結果:数千点/㎡の点群が得られ、鮮やかな解析につながります。
一目で施業が必要な場所(密な森)が確認できます。その中から客観的かつ倫理的に優先順位をつけ施業計画に落とし込む事が出来ます。高密度な個所を赤色で表示、適正な個所を薄い黄色で、疎な場合は青色で表します。収量比数、樹冠長率も別途対応します。
全立木(主に針葉樹)を対象として1本ごとに位置、樹高、胸高直径、材積、樹種及び樹種区分を表示します。特定のエリア(林班、小林班等)単位での表示が可能です。また例えばスギ・胸高直径30cm以上・樹高30m以上、という条件を満たす立木の検索が可能です。
樹頂点から30m~50m上空を飛行しながら撮影した写真を以ってオルソ画像を作成します。鮮明な画像からは樹種や樹種界といった施業に必要な情報が取得できます。松枯れや風倒木の被害状況の確認も可能です。
森の上を低空飛行して得られた高精細CS立体図 (1m/50cm/25cmピッチ)は必要な情報、見たいものによって使い分けができます。古い路網が発見された事例もあります。治山・防災情報としてもお役に立ちます。
地形の傾斜角度を色で表現し地形全体の傾斜状況を可視化します(平地は緑色>黄色>橙色>赤>黒の順で傾斜がきつくなる)。路網設計・敷設や重機の配置、木材の搬出計画作成のための基本情報としてお役に立ちます。
地形の最新情報を高精細の等高線で現します。路網自動設計ソフトとのマッチングも非常に良く、精度の高い路網設計につながるとの評価を頂いてております。また治山や防災の観点からも役立つデータとしてご活用いただいております。