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一元管理した情報を3つのサブシステム
①GIS機能に特化し、林業を支援するForestry
②台帳情報を管理する台帳管理
③川中と川上の需給マッチングを行う木材SCMで運用します。
林業DXの推進に欠かせない製品となっています。
航空レーザ計測により取得した詳細な地盤標高データを活用して作業道レベルの設計支援を行います。赤色立体地図や傾斜区分図を背景図として表示させて、荒廃地形や急傾斜地を避け、安全性の高い路網設計の検討につなげます。また、検討した路網線形の縦横断図を表示させることができ、切土・盛土の計算を行い、移動土量を少なくする検討にも可能となります。
航空レーザ計測による地形情報を基に架線集材の設計支援を行います。従来では何度も現地調査を行って架線位置を決定していましたが、本機能により集材範囲や土場の位置をGISで確認して複数の線形比較を行うことができます。単木情報の胸高直径も合わせて参照し、先柱や元柱の位置の検討もできます。架線の主索は垂下量を想定した長さが算出されるため、材料の準備にも活用することができます。
航空レーザ解析による単木の樹高と胸高直径を細り式(相対幹曲線式)に適用し、一本の立木から採材される丸太の本数や末口二乗法の材積などを計算します。任意の区画を選択して区画内に含まれる単木を抽出し、一番玉や二番玉などの材長といった造材方法や伐採方法(定性、定量)を設定します。素材生産量が推定できることから、収益性の判断に活用することができます。
高性能林業機械の中にはStanfordという規格で造材情報を取得することができる機械があります。Stanfordフォーマットの情報を取り込み、造材位置、丸太本数、材積をALANDIS+に表示することができます。また、丸太検知アプリで取得した丸太本数や材積もALANDIS+に連携することができます。これらの造材情報を共有し、流通の効率化に貢献することができます。
ドローンの空撮画像を取り込み、間伐前後、下刈り前後など施業の状況を時系列で管理することができます。造林検査など施業状況を確認するときに活用することができます。また、災害発生時には被害状況を共有することにも活用することができます。
「Forest Track」とインターネット連携し、情報を双方向で共有ができます。例えば、路網支援システムなどで計画した線形を現地支援アプリ「Forest Track」に表示したり、「Forest Track」で取得した軌跡ログ情報や写真をALANDIS+に表示させたりすることができます。災害時には被災箇所や現地の状況をいち早く関係者と共有することができます。
森林簿や林地台帳だけでなく、森林経営計画、伐採届や造林補助申請といった情報を台帳情報として管理することができます。台帳情報は地図と連携し、台帳から地図、地図から台帳情報を双方向で検索することができます。また、伐採届などはオンライン申請に対応しており、紙媒体で申請されていた情報をデジタル化し、林業DXの推進に活用します。
製材所などの川中の需要と林業事業体の川上の供給情報をマッチングします。供給情報は航空レーザ解析による単木情報を基にした採材シミュレーションの計算結果を利用します。カスケード利用を促進するため、川中と川上のそれぞれ複数の情報をマッチングすることも可能です。プロダクトアウトからマーケットインの素材生産へ移行していくために活用されます。
航空レーザ解析を実施後、森林計画図や地番などの区画情報で集計した地形情報(傾斜、標高、路網までの距離など)や森林資源情報(平均樹高、材積、収量比数など)の情報を任意で選び、項目毎に点数評価することができます。傾斜が緩く、材積が多いエリアなど収益性の高い林分を客観的に評価することができ、集約化や提案型施業の促進に貢献します。