持続可能な森林づくりにおいて絶対に欠かせないのが刈払だ。ここでは選び方とオススメ製品をご紹介しよう。
過酷な作業「下刈り」は、機能性の高い刈払機で対策を
持続可能な森林づくりにおいて必要不可欠でありながら、林業における最も過酷な作業ともいわれ、新規就業者の多くが脱落する作業、「下刈り」。急斜面・炎天下での過酷な作業は、人材不足などとも相まって、効率化が大きな課題となっている。
ドローンやスマート林業機械の導入や冬期の下刈りへの移行など、各地で様々な取り組みが行われているが、
すぐに取り入れられる解決策としては、やはり機能性の高い刈払機の導入だ。
刈払機の選び方
エンジン式が主流だが、最近はバッテリー式も増えていて、持ち手も背負い式、U字ハンドル、ループハンドル、2グリップなど各種ある。
POINT①
バッテリー式も選択肢に。自宅の周りや畦道などの草刈りが中心であれば、バッテリー式で十分だろう。パワーもあるし、エンジンがかからないなどのトラブルと無縁なのが魅力だ。
POINT②
排気量はどんな場所で主に下刈りをするかで決めよう。25cc以下なら主に草刈り、それ以上が笹地や雑木刈りというイメージで良い。
POINT③
ハンドルは、
基本は平地で使いやすいU字(両手ハンドル)。傾斜地が多くなるに従って、
ループ、2グリップ、背負い式と選ぶようにするのがおすすめ。もちろん慣れればU字で斜面を刈ることも可能だ。
林業は過酷な作業が多いとはいえ、「もっとこうだったら作業しやすいのに……」というもどかしさは誰にでもあるだろう。自分が普段どんなことに困っているのかを知っていれば、豊富な刈払機ラインナップから必ずマッチする刈払機を見つけることができるはずだ。
是非、今までの下刈り作業を見直して、理想的な刈払機を探してみて欲しい。
オススメの刈払機
充電式スプリット草刈機 MUX01GRMM
30mLエンジン式と同等の使用感(マキタ比)を実現。ハイパワーブラシレスモータ搭載の40Vmax仕様充電式スプリット草刈機。
MB369U-DX
MB369U-DXは山林の下草刈りに最適な、ハイパワー&高トルク新型36㎤エンジン搭載。
BCZ245GW-DC
畔草から下草刈りまで幅広く対応!ジュラルミンパイプ装備でプロユーザーも納得の軽量ハードユーザーモデル。
新ダイワ 山用刈払機 RM3027
林業プロの作業効率を上げる山用刈払機登場