手間がかかる原木椪の検知作業にアプリを活用している現場が増えている。今回は、スマートフォン用の原木椪検知アプリを紹介しよう。
アプリの導入現場続々!
約4分で高い精度の検知結果
素材生産現場での原木椪の検知作業は非常に大きな手間がかかる。大事に山から伐出した原木を計測漏れやダブルカウントしないように気を遣いながら、末口の直径を計測し、野帳に記録しなければならない。また、事務所に戻れば、野帳に記録した原木データをパソコンに入力しなければならない。
この手間を一気に解消してくれるのが
「AI丸太検知くん」だ。検知だけでなく、
連続撮影機能、アルバム取得機能なども備わっている。既にご存知の方も多いかもしれないが、全国でユーザーが増えており、2020年7月時点で既に21企業・4官公庁等への導入実績がある。
使い方の手順は簡単だ。椪にピンクマーカーを取り付け、アプリで撮影し、認識ミスをスマホ画面上で修正するだけ。300本程度の通常の椪であれば、撮影から結果が出るまで約7分で終了だ。ユーザーの皆さんが心配な、
結果の本数精度はほぼ100%、直径精度は95%以上。その効果が検証され、実用化が進んでいる「AI丸太検知くん」。皆さんもぜひ、活用してみてはいかがだろうか。
検知にかかる所要時間
(出所)FOREST MEDIA WORKS Inc.による実証結果
原木カウントの精度
(出所)FOREST MEDIA WORKS Inc.による実証結果
平均4分で完了!「AI丸太検知くん」の利用STEP
①撮影する
ピンクのマーカーを設置して、AI丸太検知くんアプリで写真撮影し、認識開始
②認識漏れを確認
撮影した写真を確認して、認識漏れがあれば、画面上で追加認識
③結果を表示!
人力では数えきれない小丸太の計測も99%の精度でスムーズに完了!
「AI丸太検知くん」について詳しく
他の関連製品
フジミン®
国内の森林資源を有効活用して、世界で初めてフルボ酸を人工的に精製した高濃度フルボ酸含有の植物活性剤資材。
DWファイバー®
通水性・保水性に優れる土壌改良材。苗木の生長促進や、防草効果、地温変化の抑制などが期待できます。
フジミンForest
植物活性剤フジミンを固形化した新製品!苗木の周辺に投与することによって生育を促進、成長点を雑草よりも高くすることで下刈作業の負担低減が期待できます。